おすすめの集客アプリ8選:導入のメリット・デメリットや選ぶ際のポイント等も解説
スマートフォンの所有率が90%を超える現代では、あらゆるビジネスにおいて「集客アプリ」の存在が重要な要素となりつつあります。
アプリを用いて集客することで、従来の方法よりも効率的に顧客を集め、ファン化させることができるようになるのです。
しかし、中には「世の中に集客アプリがありすぎて、どれを導入したらよいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、集客アプリを選ぶ際のポイントを解説するとともに、数ある集客アプリの中からおすすめの8つをピックアップしてご紹介します。
また、集客アプリ導入のメリット・デメリット、アプリで集客する際のポイントや注意点など、効果的な集客を実現するための情報もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
集客に有効な店舗アプリを選ぶ際のポイント
株式会社アイリッジが実施した「【最新版】店舗でのアプリ利用体験調査」では、店頭での買い物やサービス利用時にポイントやクーポン、支払いなどでアプリを使用したことがあるかという質問で、全体の72.7%が「アプリを使用したことがある」と回答していました。また、年代別で見てもすべての年代で7割を超えており、50代を中心に中高年層の利用経験も多く見られました。このことから、店舗の集客方法を考えた際に、店舗アプリが1つの選択肢として入ってきます。
しかし、いざアプリを導入しようとしても、「どれを選べばいいかわからない」「自社におすすめのアプリを知りたい」などの疑問・不安が出てくる方も多いでしょう。
店舗アプリを導入する場合、以下のポイントに沿って選ぶのがおすすめです。
- 自社・自店舗に必要な機能が備わっているか
- 初期費用・月額利用料・開発費などが予算内かどうか
- 導入実績や利用店舗数は十分かどうか
- 本部と現場スタッフ、双方にとって使いやすいかどうか
集客アプリによっては無料のお試しプランが用意されているものもあります。まずは無料で試してみて、機能や使いやすさなどを実感してみるのもよいでしょう。慣れてきたら有料プランに移行するのもおすすめです。
また、店舗でのアプリ活用やユーザー体験の変化をまとめた「店舗でのアプリ利用体験調査」ホワイトペーパーを無料公開中です。アプリ導入・改善のヒントが満載の内容を、ぜひダウンロードしてご覧ください。
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店舗の集客におすすめのアプリ8選
集客アプリとひとことにいっても、特徴や使い勝手はさまざま。
アプリを使って集客を成功させるためには、自社に合ったアプリを選ぶことが何よりも大切です。
そこで今回は、集客効果が高く、使い勝手も申し分ないおすすめの集客アプリを8つ厳選してご紹介します。
- みせめぐ
- GMOおみせアプリ
- LINE公式アカウント
- 店舗アプリ
- アプリーチ
- minimo
- アプスタ
- Yappli
各アプリの詳細をご紹介する前に、弊社のサービスをご紹介させてください。
APPBOXパッケージ
株式会社アイリッジが提供している「APPBOXパッケージ」。
最短1ヶ月のスピーディーな開発が可能なアプリ運用プラットフォームです。
そのため、時間や予算に制約がある企業様でも、スモールスタートでスピーディーに導入することが可能です。
プッシュ通知やクーポン配信など必要な機能は標準搭載しており、ホーム画面は自由にレイアウトできるうえ、ABテストを実施することも可能にしました。
また、パッケージアプリでありながら拡張性を持たせているのが特徴で、アプリを運用しながら、機能追加や機能改善を行っていくことができるようになっています。
そのため、アプリの導入後も、企業の成長や顧客ニーズの変化にあわせて、アプリの機能を変更することができます。
ここからは8つのアプリをご紹介していきます。
みせめぐ
おすすめの集客アプリ1つ目は、POSレジメーカーのビジコム社が開発・提供している「みせめぐ」。
POSレジと連携しやすいことは言うまでもなく、POSレジを導入していない企業・店舗でも利用できるのが特徴です。
カスタマイズはしにくいものの、顧客管理・デジタル会員証・電子レシート発行などの基本機能は揃っています。
さらに、完全無料で利用できるのも「みせめぐ」のメリット。
「とりあえず一度集客アプリを試してみたい」という方におすすめのアプリです。
GMOおみせアプリ
おすすめの集客アプリ2つ目は、大手インターネット企業のGMO社が提供する「GMOおみせアプリ」です。
これまで3,000社、9,700店舗以上の導入実績があり、実績や利用店舗数は申し分ありません。
「GMOおみせアプリ」の特徴は、カスタマイズ性が高く、自社に必要な機能のみを装備できるセミオーダーアプリであることです。
月額利用料金はミニマムな「Lightプラン」で22,000円(税込)、別途初期費用も掛かります。
LINE公式アカウント
おすすめの集客アプリ3つ目は、「LINE公式アカウント」です。
来店していただいたお客様にアプリを通じて「友だち」になってもらい、直接メッセージやクーポンを配信することで、再来店を促します。
「LINE公式アカウント」はコミュニケーションアプリ「LINE」を利用するため、アプリの開発コストが掛かりません。
また、ユーザーにとっても新しいアプリをダウンロードする手間がなく、利用ハードルが低いのもメリットといえます。
今や日本人口の70%以上が利用しているともいわれている「LINE」。
幅広い世代のユーザーがいるため、ターゲットを絞らずに集客しやすいアプリです。
LINE公式アカウントを利用するのであれば、LINEミニアプリもあわせて活用するのがおすすめです。
LINEミニアプリで自店舗の提供したい機能を提供し、LINE公式アカウントではメッセージでのコミュニケーションが可能になり、集客の相乗効果が見込めます。
LINEミニアプリについては、「LINEミニアプリとは?メリット・できること・事例等を解説」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
店舗アプリ
おすすめの集客アプリ4つ目は、「店舗アプリ」。
問い合わせから最短20日でスタートできるのが特徴で、いますぐ始めたいという店舗・企業におすすめの店舗アプリです。
業界大手で信頼度も高く、実際に導入社数は900社、導入店舗数は8,000店舗を誇ります。
「店舗アプリ」では、開発後にページのデザインを自分たちで編集することが可能。
機能の追加やプッシュ通知も簡単にできるため、使い勝手の良さを求めている場合はぜひチェックしてみてください。
マニュアルやサポートガイドが充実しているのも、「店舗アプリ」のメリットといえるでしょう。
アプリーチ
おすすめの集客アプリ5つ目は、「アプリーチ」です。
ホームページをスマホアプリにするサービスで、オリジナルアイコンも作成可能。
そのほか、プッシュ通知やSNS連携、スタンプカード機能など、集客を成功させるための機能が装備されています。
「アプリーチ」は、初期費用無料・月額2,980円(税込)から利用可能で、「できるだけコストを抑えて店舗アプリを導入したい」という場合におすすめです。
minimo
おすすめの集客アプリ6つ目は、「minimo(ミニモ)」です。
美容室・マツエクサロン・ネイルサロン・エステサロンなどの美容業界に特化した集客アプリで、主に10〜20代の女性をターゲット層としています。
minimoは、自社のオリジナルアプリを製作できるサービスではなく、さまざまな美容サロンが掲載されているポータルサイトのアプリ版です。
「minimo」の特徴は、来店数に応じた成果課金型の料金プランを採用していること。
掲載料金は無料で、お客様が来店しない限り手数料も発生しないため、金銭的リスクを最小限に抑えて導入できます。
アプリ自体のユーザーが一定数いるため、店舗の集客力に自信がなくても集客しやすいのも「minimo」のメリットです。
アプスタ
おすすめの集客アプリ7つ目は、「アプスタ」です。
アプリで顧客情報を収集・分析するのを得意としていて、集客に役立てることが可能。
例えば「ユーザーや家族の記念日にクーポンを配布する」といったカスタマイズができます。
また、これまで利用していた顧客システムやポイントの情報を引き継いで利用することも可能です。
利用料金として月額15,400円〜掛かりますが、機能が充実した集客アプリを使いたいという方にはおすすめといえます。
Yappli
おすすめの集客アプリ8つ目は、テレビCMでもおなじみの「Yappli(ヤプリ)」です。
これまで600社以上の導入実績を誇ります。
「Yappli」はノーコードツール(ソースコードを用いず、ドラッグ&ドロップの直感的な操作のみでアプリやWebサービスを開発できるツール)のため、プログラミングに関する知識がない人でも扱いやすいのがメリットです。
デザインやテンプレートも豊富に用意されているため、簡単に自社アプリを作成できます。
ただし、初期費用や月額利用料などの料金プランはホームページ上では非公開となっています。
気になる方は問い合わせてみましょう。
店舗アプリで集客するメリット
アプリでの集客には、以下のようなメリットがあります。
- プッシュ通知はメルマガやDMと比べて3〜4倍程度開封率が高い
- ポイントカード機能を用いることでリピーターを獲得しやすい
- 従来の集客方法(チラシ・DMなど)よりも業務効率化できる
- 自社アプリを0から開発するよりもコストや手間を抑えられる
- プログラミング知識がなくてもアプリを作成できる
プッシュ通知はメルマガやDMと比べて3〜4倍程度開封率が高い
店舗アプリの機能にプッシュ通知を取り入れると、メルマガやDMより3~4倍程度開封率が高くなり、集客効果が期待できます。また、アイリッジが実施したプッシュ通知の利用実態調査によると、「小売アプリでプッシュ通知をきっかけに行動した経験はありますか」という質問に対して、「ある」と回答した人は全体で87%と、多くの人がプッシュ通知を受けて行動することがわかっています。
さらに、プッシュ通知を受け取ってから行動に至るまでの所要時間として、全体で4割近い人が即時、または同日に行動していることが判明しています。同日は難しくても、1週間以内に行動する人も3割近いため、大半のユーザーはプッシュ通知が届いてから1週間以内に行動しているといえるでしょう。
ただし、プッシュ通知を送る頻度が多すぎると、プッシュ通知機能をオフにされる可能性があるため、注意が必要です。アイリッジの調査によると、全体で7割を超える人がプッシュ通知をオフにした経験があり、年代別に見ると若年層ほどその傾向にあることがわかっています。
より詳しい調査結果を知りたい方は、アイリッジが提供する【2024年版】プッシュ通知の利用実態調査ホワイトペーパーをご覧ください。業種別(金融・小売)の詳細データやユーザーの行動傾向が網羅されており、プッシュ通知施策の改善に役立ちます。
「【2024年版】プッシュ通知の利用実態調査」ダウンロード
「小売アプリ編|【2024年版】プッシュ通知の利用実態調査」ダウンロード
「金融アプリ編|【2024年版】プッシュ通知の利用実態調査」ダウンロード
ポイントカード機能を用いることでリピーターを獲得しやすい
店舗アプリにはさまざまな機能を搭載できますが、中でもポイントカード機能はどの業種・経営形態でも活用しやすい機能です。ポイントカード機能を使えば、ポイントを貯めたり使ったりすることで店舗への利用頻度が高まり、リピーターの獲得もしやすくなります。
集客において、新規顧客を集めることも重要ですが、獲得した新規顧客を継続して利用してもらい、リピーター化させることで安定した店舗運営につながります。Webサイトでもリピーター化を促進させることは可能ですが、ポイントカード機能が備わっていることや好きなタイミングでプッシュ通知などのコミュニケーションが可能になることから、店舗アプリを導入することでリピーターの獲得が期待できるでしょう。
従来の集客方法(チラシ・DMなど)よりも業務効率化できる
店舗における従来の集客方法といえば、チラシやDMなどが中心でした。これらも有効な方法ではあるものの、リーチの減少や費用対効果の低下、顧客ニーズの多様化などの影響を受け、以前よりも効果が下がっているのが現状です。また、従来の集客方法だとチラシやDMを作成してからユーザーの手元に届くまである程度時間が掛かってしまい、効率性も悪くなっていました。
しかし、店舗アプリを導入することで、従来の集客方法よりも集客効果を高めつつ、効率性の向上も期待できます。例えば店舗アプリのプッシュ通知機能を活用することで、チラシやDMよりも確実にユーザーの目に情報が入りやすくなります。また、店舗アプリの導入さえ完了すれば、メルマガの作成や配信、顧客管理、決済などのオペレーションまで、多くの業務を効率化させることが可能です。
自社アプリを0から開発するよりもコストや手間を抑えられる
店舗アプリはポイントカード・会員証機能やプッシュ通知を使ったお得なセール・クーポン情報などのお知らせ、お気に入り店舗の登録など、さまざまな機能が備わっており、必要な機能を搭載して運用できるアプリです。一方、自社アプリとして0から開発する方法もあります。
自社アプリの開発は機能やデザインなどの自由度が高いというメリットがありますが、0からアプリを開発しようとするとコストと手間が掛かってしまいます。例えばスクラッチ開発でアプリを開発した場合、費用相場は600万円以上になるといわれています。
店舗アプリなら初期費用を数万円~数十万円程度、月額費用を数千円~数万円程度に抑えることが可能です。また、無料で利用できる店舗アプリもあります。
プログラミング知識がなくてもアプリを作成できる
アプリを開発するとなると、プログラミングに関する知識を持っていないとできません。しかし、店舗アプリならすでに機能は開発されている状態なので、ノーコードで自店舗に合うアプリを作成することができます。プログラミングコードを書かなかったとしても、事前に準備してあるフォーマットやデザインを組み合わせることでアプリがつくれます。
プログラミングの知識を習得した場合、それなりにコストと時間が掛かってしまうことから、ノーコードで開発できる店舗アプリは非常に魅力的なアプリ開発サービスです。また、コードを使わずに開発を進められるため、バグやエラーが発生するリスクも抑えられます。
店舗アプリで集客するデメリット
集客アプリには多くのメリットがありますが、一方で、以下のようなデメリットも存在します。
- ユーザーにダウンロードしてもらう必要がある
- 運用に時間や工数が掛かる
ユーザーにダウンロードしてもらう必要がある
店舗アプリのデメリットとして、そもそもユーザーにアプリをダウンロードしてもらわないといけない点が挙げられます。せっかく労力とコストを掛けて店舗アプリをつくったにもかかわらず、ほとんどのユーザーがダウンロードしていなければ、想定していた集客効果も見込めない可能性があります。
アプリをダウンロードしてもらうためには、ただアプリストアで公開するだけでは不十分です。リリース後にWebサイトやSNS、店舗内にてアプリをダウンロードしてもらうための誘導を図ることが重要となります。また、ダウンロードをするとお得な特典がもらえるようにするなど、施策を講じることも必要です。例えば初回ダウンロードで無料クーポンを配布したり、期間限定でポイントがもらえたりすると、ダウンロードをしてもらいやすくなります。
なお、「アプリをダウンロードしてもらう施策」を強化したい方には、ダウンロード特典の具体例をまとめたホワイトペーパーもご用意しています。ファミマ・ブックオフ・エディオンなど10社の実例を掲載しており、すぐに活用できるヒントが満載です。ぜひ以下より無料でご覧ください。
「アプリの新規ダウンロードを促進各社が実施しているダウンロード特典【10選】」ダウンロード
運用に時間や工数が掛かる
店舗アプリはつくったらそこで終わり、というわけにはいきません。例えば運用時にアプリ上でトラブルやエラーが発生した場合、改善作業に時間が掛かってしまうものです。そのため、店舗アプリを運用する際には時間と工数が掛かってしまいます。
また、店舗アプリは自社で0から開発したアプリとは異なり、初期費用に加えて月額費用を支払うケースが多いです。無料で開発できるツールもありますが、欲しい機能が備わっていない場合もあるでしょう。このように、店舗アプリの運用は時間や工数が掛かる点に注意してください。
店舗アプリで集客する際のポイント
店舗アプリを活用した集客では、単にアプリを導入するだけでなく、効果的に運用するための工夫や戦略が必要です。ここでは、店舗アプリで集客力を高めるために押さえておきたい実践的なポイントをご紹介します。
他社との差別化を意識する
店舗アプリで集客する際のポイントとして、まず意識しておきたいのは「他社との差別化」です。自店舗と扱う商品・サービスが似ている競合他社の店舗と似通っている場合、他店と差別化を図っていかなければなりません。
例えば独自のランクアップシステムやポイント獲得時のアクションなど、他社との違いを取り入れることで「このお店で買い物がしたい」と考える人も増えてきます。また、差別化を図るためにも、アプリから収集したデータを活用して効果的な販促を行うことも大切です。
店舗アプリによっては、ミニゲーム形式でポイントやクーポンを獲得できる機能や、仕組みを構築しているものもあります。こうしたゲーミフィケーション要素があると、高い販促効果が生み出せる可能性があるので、ぜひ取り入れてみましょう。
競合の調査・分析を徹底する
店舗アプリで集客効果を高めるためには、競合の調査・分析も必要になってきます。競合調査ではジャンルやターゲットなどが被っている他社の商品・サービスの調査や整理を行い、自社が市場の中でどのポジショニングなのか、強みや弱みを洗い出すことも可能です。
アプリの競合調査を実施する際には、専用のツールを活用するのが基本となります。競合調査のツールでは、競合アプリの提案機能から上位アプリの表示、アプリ広告に関する調査、競合アプリのパフォーマンス可視化、アプリストアに掲載されている情報の確認などがまとめて行えます。
なお、より詳しく競合アプリの調査・分析を行いたい場合は、ツールではなく企業に依頼するのもおすすめです。企業に依頼することでさまざまなデータを調査・分析できるだけでなく、そのデータを元に差別化や目標・施策の検討などが図れます。
また、アプリの競合調査手法を知りたい方は、ホワイトペーパー「アプリの競合調査とは?進め方やポイントを詳しく紹介」もぜひご覧ください。調査のステップやおすすめツール6選をわかりやすく解説しており、店舗アプリの導入・改善にも役立つ内容です。
「アプリの競合調査とは?進め方やポイントを詳しく紹介|おすすめ調査ツール【6選】」ダウンロード
自社・自店舗のターゲットを明確化する
集客効果を高めるには、自社や自店舗のターゲットを明確にすることが大切です。集客を増やすために施策を実行したとしても、自社や自店舗のターゲットと異なるユーザーに向けていっても効果的な集客にはつながりません。
ターゲットを明確化するためにも、店舗アプリを活用してユーザーデータを分析することも大切です。店舗アプリを活用すれば顧客がよく見ているコンテンツや、クーポンの利用状況などが簡単にわかります。
さらに、顧客行動や嗜好に基づいて定義したセグメントに対して、顧客を分類することも可能です。セグメント別に顧客を分けられれば、嗜好が似ている顧客に対して効果的にマーケティングを行うことができます。
店舗アプリで集客する際の注意点
アプリで集客する際には、以下の点に注意しましょう。
- 店舗アプリに頼りすぎない
- 運用体制を整えてから導入する
- 現場の理解を得てから導入する
店舗アプリに頼りすぎない
店舗アプリで集客する際に、アプリばかりに集客を頼りすぎない点が挙げられます。店舗アプリによってたしかに高い集客効果が見込まれるものの、アプリに集客を頼りきるのはNGです。そもそもアプリはすでに店舗を利用したことがあるユーザーには良い宣伝効果をもたらしますが、潜在層はアプリがあることを知らないケースが多いです。そのため、潜在層も含めて店舗の認知度を高めるためには、店舗アプリ以外の集客方法も取り入れる必要があります。
例えば自社サイトやSNSの運用、SEO対策、広告の出稿などです。特に店舗アプリとSNSは連携できる場合もあるため、SNSを活用して集客効果を高めていきましょう。
運用体制を整えてから導入する
クオリティの高い店舗アプリが完成したとしても、そのアプリをうまく使える体制を整えておく必要があります。もし運用体制が確立されていなかった場合、十分な集客効果が得られない可能性が高いです。また、コストだけ掛かり続けてしまい、費用対効果の低下にもつながってしまいます。
せっかく店舗アプリを導入するなら、十分な集客効果を得られるように運用体制を整えてから導入することを意識してみましょう。具体的には店舗アプリを運用するチームをつくり、メンバー一人ひとりに明確な役割を与えて運用に取り組んでもらいます。役割が明確になることで、「誰かがやると思っていた」という状況を回避することも可能です。チームをつくる際には集客に関するノウハウを持つ人材を組み入れることで、効果的なコンテンツの作成から分析、改善まで可能になります。
現場の理解を得てから導入する
店舗アプリはユーザーに利用してもらうものですが、実際に運用しているのは現場で働くスタッフになります。そのため、店舗アプリを導入する際には現場のスタッフから理解を得る必要があります。
また、もし店舗アプリを導入する場合、どのように使えばよいのかをスタッフに教えていかなくてはなりません。研修の中で店舗アプリの使い方や効果、顧客データの分析方法などを教えることで店舗アプリを使いこなせるようになり、集客効果を高めることにもつながるでしょう。
まとめ
スマートフォンの利用が当たり前になっているいま、従来の集客方法よりコストや手間を抑えながら高い集客効果が実感できる「集客アプリ」の活用が欠かせません。
実際、アプリを利用して集客に成功している企業・店舗も多く、集客のためのアプリもどんどん増えてきています。
集客アプリを導入する際には、利用目的や予算に合ったものを選ぶことが重要になります。
本記事で紹介した選び方やおすすめのアプリを参考に、自社・自店舗に合ったものを検討してみましょう。
集客でお困りの企業様や集客にアプリを活用してみたいとお考えの企業様は、ぜひアイリッジにご相談ください。